圓満寺は大阪市福島区玉川にある浄土真宗本願寺派(西本願寺)の寺院です。
本願寺第10世證如上人が敵勢に襲われた際、この地の門徒が21人討ち死にしながらもお助けすることが出来ました。そのことに心を痛められた上人が手紙をしたためられたものが現在まで残り、毎年「野田村二十一人討死證如上人御消息披露法要」を厳修しています。
證如上人の懇情により圓満寺が建立され500年となります。お念仏とこの法難を永代に渡り相続させていただくところです。
※写真は、院主様。インタビューに答えていただいたのは、若坊守様。
いろんな方々にお寺にお越しいただくにはどうしたら良いか。「ヨガも良いな」と思っていたところに、お声掛けいただきました。
坊守・若坊守も参加しています。はじめはコロナ禍も手伝って全く体を動かしていなかったため「辛いかも⁉︎」と思った時もありましたが、継続は力なり! 体力もつき、精神力も鍛えられると自然と心から楽しめるようになって来ました。クラスの皆さんと笑顔が絶えない楽しい時間を共有しています。出来ることは褒め合い、出来ないことも笑い飛ばして励まし合い、前向きに挑戦しています。マットの上で辛い時があってもaya先生が上手に声掛けして下さるので笑いが起きたり、自分が思う以上に頑張れたり、能力が引き出されます。
aya先生の素敵なお人柄もあって段々テラヨガの輪も広がって来ました。そして、テラヨガがきっかけで、ご近所の方や初めてお寺に足を運んで下さる方もおられます。皆さん仲良くなられ、お寺の他の行事にも参加して下さる方もいらっしゃいます。
仏教とも親しみの深いヨガで心身のケアを楽しみながら、お寺が親しみを感じられる場になることを念じております。
江戸時代から続く歴史ある圓満寺さんにて、テラヨガを担当させていただけること、大変光栄に思います。
圓満寺さんではテラヨガ以外にも、貧困層の子どもたちへお米の寄付を募る“ほッとけ米”プロジェクトや、写経体験などができる圓満寺カフェなど、様々な活動を通して地元の方と交流しておられます。地元の方に愛されるお寺で、テラヨガを通してさらに繋がりを広げていけたらと思います。
お寺の坊守さん、若坊守さん始めフレンドリーな生徒さんのおかげでクラスはいつも和気藹々と賑やかで、前向きなエネルギーに満ちています。テラヨガ一周年の際には若坊守さんの手作りスイーツを囲んで皆でお祝いをし、そのような愛情を受け取る度に私ももっと“差し出す手”を持つ人になろうと、励みをいただいています。
圓満寺の本堂は美しく、普段お寺に馴染みのない方でも本堂の中でヨガができることに価値を感じておられます。天気の良い日には、縁側に出ての瞑想も好評です。
ヨガ指導者としてまだまだ未熟者ですが、これからも1人1人の出会いを大切にしながら、ヨガで日常が快適になった!と思ってもらえるよう精進します。
ぜひ、素敵な圓満寺で一緒にヨガを楽しみましょう!
▲担当講師のaya